目的地へ行こう

まだたどり着いていない人のブログ。

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2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

銃口をつきつけられた

荷物を置き、チケットを買いにすぐに駅へ行くことにした。短い期間で、ヴァラナスィー、カルカッタに行くためには、今日中にタージマハールを見ておきたかった。リクシャーを拾い、メインバザールの人込みをするすると走り抜けるとすぐに駅が見えてきた。し…

値切り交渉

次の日は九時位に起きた。といっても朝早くから外は騒がしく、何度も眠りから引きずり出されそうになったのだが。空港からバスで一緒に来たフランス人が、メインバザールはうるさくて泊まりたくない、と言っていたがやはりその通りだ。アジア諸国の朝は早い…

銃撃

アンコール=トムの中心地バイヨン寺院は、林立する石塔それぞれの四方に微笑する顔が大きく彫られている。いわゆる『バイヨンの微笑』と呼ばれているもので、その数は百九十六もある。寺院の中に入れば、どこを向いても石の彫刻に微笑みかけられるのだ。私…

クメール=ルージュ

広大なアンコールの遺跡群を見て回るには、車かバイクしかない。宿に着いてから、車を雇った。六車さんと私、それにシェンムリアップの空港で知り合ったフランス人の三人で交渉した。しかし、二日で一人二十ドルと聞いて、フランス人はおりてしまった。バイ…

渡航自粛

ゲストハウスに戻り、白人夫婦とお互い集めた情報を交換すると、彼らも、シェンムリアップから戻ってきたばかりの人から、問題はなかったという話を聞いていた。彼らは、予定通り明日、シェンムリアップに向かうつもりだと言う。私も二重にシェンムリアップ…

本当に危険か、カンボジアでのこと

快適な旅をするには、相手が細菌であれ、人であれ、結局、危険を避けるのが基本だ。また逆に、そこが一番面白いところだ。同じ感覚を持つ人は沢山いる。でも、あまりに危険なことをしすぎる人もいる。 タイのカオサン・ロードで会ったのだが、イラクに入った…

チフスか

私は、ベトナムで大変な苦しみを味わったことがある。おそらく元はカンボジアから始まっていたのだろう。カンボジア最終日に、知り合った五人の日本人達で食堂でビールを飲もうということになったのだが、そこのビールのグラスには氷が入っていた。一人でな…

飲食物での注意

そして、快適な旅にするには飲食物に気を付けることがなによりだ。生ものが何といってもまずい。まず生水は絶対に飲んではいけない。日本人の身体では耐えられない細菌がうじょうじょいる。日本のように蛇口からの水を飲める国などそうあるものではない。そ…

子供たちを物乞いにしない、ぼられないようにするには

彼らはめぐんであげる人達ではない。そして特に子供たちにはそれを分かって欲しい。ネパールのカトマンズを回っていたとき、スワヤンブナートという仏教寺院でチベット系の少年が近づいてきた。鼻水を垂らして服はみすぼらしい。私の自転車を見張っていると…

彼らは悪い人間なのか

向こうはあの手この手で近づき、親近感をわかせ、油断させようとしてくる。だが、最終的な狙いは、ただ金をふんだくってやろうと思っているだけだ。油断は禁物である。 しかしながら、できるだけ旅行者、特に日本人から金を得ようと思っているのは、何もひっ…

よくある手口~良い情報を教えます

同じクアラルンプールの街頭で「今、何時ですか」と、日本語で尋ねてきた野郎(男だと態度は変わるのだ)がいた。私を見つけるや待っていたかのように出てきた。これは集団ひったくりの手口である。こうやって一人が注意を引きつけておいて他の奴らがひった…

よくある手口~睡眠薬

インドではビールはあまり飲まないらしい。普通の食堂ではビールを置いていなかった。その界隈では、レストランメトロの屋上(といっても二階建て)にしかないらしい。メトロの店内を抜け、ビヤガーデンに入った。 疲れていたからすぐに酔いがまわり、その酔…

信用できる程度

「カモン、ジャパン」 私はすっかり‘ジャパン’である。パスポートをコピーするために、最初に声をかけてきた私と同じ二十七歳の彼と、向かいのコピー屋に行った(彼がコピーをとってくると言ったがパスポートは決して人に手渡さない)。彼は一枚コピーをとる…